100マイラーを夢見て

トレラン、軽登山、マラソン、トライアスロン等、耐久系アクティビティを楽しみながら、UTMFやトライアスロンロングディスタンス完走を目指していくブログです。

2017 野辺山ウルトラマラソン振り返り ②

前半9kmくらいから舗装路でなくなり、しばらく砂利道が続く。シューズは薄目のランニングシューズなので、砂利の突き上げのダメージが結構強い。
 
途中、トイレに近い私もトイレに寄りたくなったが、林道はトイレの数が少なく、どこも混んでたのでパスし、20kmのエイドで
小便専用器があったのでそこでトイレに並ぶ。
 
まだこの時には余裕があったので、トイレに並んでいる隙に写真をとってなんとなくFaceBook更新。

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ついでに我が社のランニング部のグループLINEにも送ったところ、なんと社長からも応援メッセージが届く。
 
スッキリついでに元気ももらい、ペースを上げるも、砂利道が多く、足裏へのダメ ージがたまっていく。
 
また、エイドが短いスパンで用意されており、うれしい反面、微妙に時間を消費する。
スタート前にくまさんが言っていた、「ひとつのエイドで1分使うと20のエイドで20分になる」という言葉を思い出す。
 
予定より数分の遅れで、38km地点で、なんと道端に会社の先輩のK野さんが応援に来てくれていたのを発見!取り敢えず一緒に写真を撮り、M本さんの激励を託して先を進む。

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42km地点で最初の荷物を受け取る。このレースでは、42kmと71kmで、事前に預けた荷物を受け取ることができる。
事前に暑くなることが分かっていたので、ここで仕込んでおいた帽子とボトルを装備。
 
これが本当に功を奏した。後 半、このボトルが大活躍する。
 
42㎞地点ですでに予定時間から10分の遅れが出ていた。もともと制限時間から30分前のゴールを目標とした工程表での
10分は大きい。この後のレース展開によって、たった20分の遅れで簡単にタイムオーバーとなってしまう。
 
ここからが頑張りどころということはスタート前から予想していたが、すでにかなり体力を消耗しており、ペースが上がらない。
42kmを過ぎた時点で、フルマラソンよりキツい。さすがはウルトラの中でも日本屈指と言われる難コース。
 
このあたりからはすでにかなりの高温になっていて、日陰も少ない。さらに体力が奪われていった。
自分は42㎞で装備したボトルに水を入れ、少しず つ頭にかけながら走っていた。帽子が太陽を遮り、かぶった水を
吸って頭を冷やしてくれた。これがなかったら早々にダウンしていたと思う。
 
そして、55km位のところで私設エイドでビールを配ってる人発見。おいおい、と思ってたら結構繁盛していて、
ビールをもらっている人達がいた。この人たちはこの後ゴールできたのだろうか、もしくは諦めて手にしたビールなのだろうか。。。?
 
そしてその先、55km~63km位までが折り返しのコースになっており、すれ違いポイントになっている。57km位のところでくまさんとすれ違う。
くまさんは60km過ぎくらいだと思うので3km差くらい。
 
その後、スタート直後にくまさんと飛ばしていたM田さん とはすれ違わず、どうしたのかな、と思ったら59kmのエイドで念入りに水浴び中のM田さんを発見。
ここまでで自分が予定より15分くらい遅れていたので「時間、結構ヤバいかもしれませんよ!」と声をかけて先を急ぐ。
 
折り返し後、自分の後ろの人たちとすれ違うが、皆ものすごい疲労と暑さと戦いながら走っている。59kmまでのエイドまでは、自分もかなりツラかったので、
すれ違う人達へ「もうすぐエイドですよー」と声を掛けて進む。声をかけると、多くの人が「あともう少しでエイド。。。」といった様子で走り始めた。
 
そんなすれ違いエリアでも、結局M本さんとはすれ違うことができなかった。「もしかしたら。。。」と、リタイヤの文字が浮かぶが、
自分もかなり限界が来ていた。自分の完走を目標に、淡々と走り続ける。
 
 
③へ続く。