自己紹介② トレラン・登山について

トレランや登山を始める前は、登山もランニングと同様、初めは何が楽しくて山に行くのか、まっとうな人間のやることではないとすら考えていましたし、そもそもトレイルランニングなんて言葉も知りませんでした。

きっかけは、ダイエット目的でランニングを続け、10km以上走れるようになり、ペースも気になりだしてきた頃でしょうか。
スピードを出すようになると、膝や足の裏など、体のどこかしらが常に痛いことが続きました。

どうしたもんかとインターネットでいろいろ調べていると、アスファルトの衝撃が良くないような情報があったので、
近所の川沿いの未舗装の小道を走るようになりました。

そして、ある日、「トレイルランニング」という言葉を聞き、山道を走るなんていう
おかしな人たちがいることを知りました。

あんなに登ったり下ったりするところを走るなんて。。。と思いながらも、
インターネットでいくつかコースを探しました。

幸い、自宅から東京の五日市までほど近い為、まずは日の出山という山へ登ってみました。
そしたら、なんともキツイ！でも木々に囲まれ、景色も良く、最高に気持ちイイ！ということに気が付きました。

しかも、翌日どころか一週間くらい筋肉痛が続く始末で、これはトレーニングにも最適だ！と思いました。

そんなこんなで、普段はラン、時間に余裕がある時は手ごろな山へ出かけるようになりました。

初めてのトレラン大会は陣馬山トレイルレース23km。トレイルといっても半分はロードで、
今では物足りなく感じる距離で、かつスピードレースに感じてしまうと思いますが、
この時は十分長い距離に感じ、充実感がありました。

その後、ランニングの話でも書きましたが、北丹沢12時間山岳耐久レース（通称キタタン）で
とんでもないヘンタイランナーさんと出会い、気付けば日本山岳耐久レース（通称ハセツネ）にエントリーするまでに至っていました。

そして昨年の2017年、ハセツネ後に応募したSTYで見事落選。その時にふと、「どうせ応募するなら、UTMFがよかったな。。。」と
思ってしまいました。

この、STYとかUTMFというのは、トレラン界では有名な大会で、富士山の周りをぐるっと回るコースを走るレースで、
STYは半周、92kmのレースで、Shizuoka to Yamanashiの略です。そしてUTMFは一周170km、なんと100マイル以上の距離を
走破する大会で、「ULTRA-TRAIL Mt. FUJI」の略です。

で、このUTMFには誰でも応募できるわけではなく、それなりのレベルの大会で完走することで取得できるITRAポイントというものが
必要で、UTMFへ応募するためには少なくともハセツネ級の完走が3回必要なのです。

そのあたりの詳しい説明はUTMFのページで見ていただくとして、まずは今年、UTMFへの挑戦権を得るためになんとかITRAポイントを取得、
来年のUTMFへの応募に繋げていきたいと思っています。そして、いつかはUTMFを完走し、「100マイラー」と呼ばれることを目標にしつつも、
山などの自然を大事に、楽しめたらいいな、と考えています。

※近年では、トレランも人口が増えてきており、登山者とのトラブルや登山道が荒れたり、色々な問題も起こっています。
ただ大会にでて楽しむだけでなく、自然を大事に、トレイルランナー以外の自然を楽しむ人達とも一緒に自然を楽しめたらいいな、と思っています。