6/3 「Let's Go! 丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリー」ワンデーコンプチャレンジ 後半
。。。すでにチャレンジから1ヶ月。ブログの更新をすっかり忘れていた(汗
先日美ヶ原トレイルの大会に出てきたが、とりあえずこちらを更新せねば (;^ω^)
ということで話に戻る。
さてはて、大山、ヤビツ、二ノ塔、三ノ塔、鳥尾山、行者ヶ岳、新大日とクリアし、ようやく塔ノ岳に到着。
この時点で、到着予定時刻 11:15 のところ 12:37。大幅な遅れだ。距離も、12㎞程の予定だったが、手元のガーミンでは14㎞を超えていた。
ヤビツのコーラ、湧き水での補給、予想以上の激坂、2㎞の誤差が大きなタイムロスの原因。
あとは走力不足。
いや~、これじゃ間に合わないかぁ。。。
と、弱気になっていたところで、見覚えのある女性が立っていた。
いのぴょんさんだ!
この方は、昨年末、ラン仲間数名で箱根~大手町まで、箱根駅伝のコースの
復路を走った時に知り合った方だ。
昨年のハセツネにも出ていたが、その時は話をする機会がなかった。
この日、歩荷の大会があるのを教えてくれたのが、いのぴょんさんだった。
どうやら大会のボランティアとして参加していたようだ。
少しだけお話をし、元気を分けてもらってから再スタート。山頂の小屋に寄り、
入り口に入ってすぐのスタンプを押す。
さあ、ここから丹沢山のピストン。最初に少し下ってからは、平坦と小さな登りを繰り返しながら進んでいく。
途中、木道が多く、あまり走ることはできない。丹沢山までは片道2.6㎞。ここで頑張れば少しはタイムロスを取り返せそうだ。
進むこと1時間弱。13:20に丹沢山到着。当初の計画では12:15到着予定だったので、1時間以上の遅れだ。
時間が迫ってきているため、慌てて山小屋の入り口付近のスタンプを押す。丹沢山は、スタンプは山小屋の外に置いてあった。
一応ここが本日最高峰になるわけだが、そんな達成感を味わう暇もなくピストン再開。
塔ノ岳まで戻る。
当初の予定だとここで30分の休憩の予定だったが、時間短縮のため、無し。鍋割山まで行ってから休憩をとることにした。
帰りは行きよりも早く、40分強で塔ノ岳に到着。景色が良かったので少しだけ写真を撮り、鍋割山方面へ進む。
この調子なら14:30は多少過ぎるかもしれないが、ギリギリ閉まる前に到着できるかも
知れない、と希望が見えてきた。
と、ここで問題発生。
M本さんの電池が切れたらしい。急にペースが落ちてきた。
「M本さーん大丈夫ですかー!」
と、声をかけながら進むが、ペースダウンは止まらない。
平坦でも走れない。むしろ通常の徒歩より遅い。。。
1kmほど進んだところで、もはや牛歩戦術のようなスピードまで落ちてきた。
時間はどんどん過ぎていくが、鍋割山はなかなか近づいてこない。
1.5km。「あと1kmちょいですよ!頑張りましょう!」と激励しながら進むが
やはりペースは上がらない。
「もう、先に行ってくれ~~」とM本さん。
「嫌です!ここで諦めたら絶対後悔しますよ!」と断固拒否。
「もう眠い~~~」と、さらにペースが落ちる牛歩戦術のM本さん。
残り500m。ここまで来るのに塔ノ岳から45分。下り基調なのにこのペースはまずい。
鍋割山まであともう少しだが、どうしてもペースが上がらない。
引き続き声をかけ続ける。少しずつ歩くM本さん。
残り300m。14:55。
まずい、さすがに15:00をまわったら山小屋は閉まっているに違いない。
「M本さん!先に行って待ってますから!すぐ来てください!」と声をかけて
山小屋までダッシュ!!
ここまでめちゃくちゃ時間がかかったが、ダッシュしたら小屋にすぐに到着した。
山小屋は案の定、閉める準備をしている。
「スタンプ、まだ大丈夫ですか??」
「スタンプなら、まだいいよ~」と愛想のない返事。そして黙々と片づけを進める。
ペタン。と、自分はスタンプ完了。あとはM本さんが来るのを待つだけだ。
。。。黙々と店じまいを進める小屋のお兄さん。
間に合うのか。。。
と、やきもきしているところにM本さん到着。14:59。
良かった~~~~!間に合った~~~!
M本さんもスタンプをペタリ。あとは下山するだけだ。
ということでここで休憩。M本さんは昼寝。
その間、自分はカップラーメンのためにお湯を沸かす。
。。。数分後。
「M本さん、できましたよ~~~」
二人でカップラーメンをすする。
と、ここでM本さん、「ゼリーもまだ残ってるんだよねぇ。。。」
「。。。カフェイン入りのやつ」
「なんでそれさっき食べなかったんですか~~~~~ (´Д`)」
と言いながらもカフェイン入りのゼリーを摂取してもらい、また少し休憩してから下山開始。
残り8km。時間は18時まで2時間ちょい。
今までのペースから考えると、ちょっと厳しいかもしれない。
まあ、ここまで来たらのんびり行くしかない。
と、思っていたらM本さん、ちょっと復活。ところどころ走ることもできるようだ。
少しペースを上げて下るが、鍋割山からの下りはなかなかの急坂で、走れない区間に入ってしまった。
少し我慢の下り。登山者もかなり減ってきて、若干辺りも暗くなってきた。
と、ここで沢に出る。顔を洗い、飲んでいいかわからないが水を一口飲む。
元気が出て、少し下ると、うわさに聞いていた歩荷(ボッカ)用のペットボトルが置いてあるポイントに到着。
こんな急登をペットボトル担いで登るんだな~~。。。と感心するが、
今回は下りなのでスルー。先に進む。
ここからはまた、走れるポイントも出てきたが、もう時間的には間に合いそうなので
ほぼ歩きのみで進む。
そして、18時の15分前。
とうとうお蕎麦屋さん到着!
そのままスタンプだけ押してもよかったのだが、店員さんが人が良かったので、
ビールを一杯いただき、スタンプラリーの景品の手ぬぐいをもらう。
本当に、後半はもう間に合わないと思ったが、何とか達成することができた
丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリーのワンデーコンプ。
次は逆回りで挑戦かな?
ということで、今回はとりあえずこれで終わる。
6/3 「Let's Go! 丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリー」ワンデーコンプチャレンジ 前半
さて、そんなこんなで丹沢山系をめぐるスタンプラリー当日。
M本さんは始発で、自分はその時間に合わせるかたちで途中の駅で合流。
予定通り7:30に大山観光案内所前の大山(ケーブルバス)停に到着。
スタンプラリー台紙500円を購入してスタンプを押す。ついでに登山届も提出。普段は登山届なんて書いていなかったが、
山をなめたらアカン。ということで今回は書いて投書箱へ入れる。今後もできるだけちゃんと提出するようにしようと思う。
さて、それでは7:46、登山スタート。
ケーブルカーの駅まではひたすらアスファルトの斜面を歩く。ケーブルカーを過ぎると、分かれ道。「男道」と「女道」に分かれている。
よく登山道で見かけるが、距離が短く傾斜がきつい道が男道。傾斜がゆるやかだけど距離が長めなのが女道。
ここはもちろん男道一択。
と、男道に入った途端、ものすごい角度の石段に出くわす。おおお~、と少し驚きつつ登る。
少しでも階段でのダメージを減らすためによく使う、登るときに膝に手をついて押し上げる技(?)を使いながら順調に登っていく。
大山(ケーブル)バス停の標高が300mちょい。大山山頂が1200mちょい。距離3㎞ちょい。
ということで、3㎞ちょいの距離で約900m一気に登るという、とんでもない勾配を登る。最初から負荷をかけてくるコースだ。
いきなり心拍上昇するも、途中、阿夫利神社を通り過ぎ、なんとか山頂到着。ん~、なかなかの景色♪
スタンプをしばらく探すが見つからずに、山頂の小屋のおばちゃんに聞いて、赤いポストの中にスタンプ発見。
ぺたりと押して次へ急ぐ。この時点でスタートから1時間19分、9:05。予定時刻より5分の遅刻。
下山はところどころ走りながら、急勾配のところは安全第一で歩きで下る。
途中までは来た道を戻り、数百メートル下ったところにあるヤビツとの分岐を右へ下る。
ここからは道が細くなったり、木道があったりして、すれ違いや木道区間は完全に歩く。
しばらく下るとヤビツ峠到着。
ここではロードバイクの人たち、ローディが大勢来ていた。そういえば昨日の都民の森といい、ローディが集まるところにばっかり行ってるな~。
集まっているローディ達の自転車も気になるところだが、ゆっくりしている時間はない。。。のだが、最初の大山で結構疲れてしまったので、ここでコーラを補給。ちょっと時間を使ってしまったが、おかげでエネルギー満点!ヤビツを下る。
ヤビツを1㎞程下ると二ノ塔、山ノ塔を経て塔ノ岳へ向かう登山口があるのだが、さらに100mほど下ると左側に湧き水があり、
水を補給することができる。
まだあまり減ってはいなかったが、少しだけ減っていた水を補給。さらに、カップラーメン用に持ってきたボトルにも水を入れる。
さて、登山再開。
100m来た道を登り、塔ノ岳登山口を入る。
またしばらく登りが続く。ここもなかなかの急登だ。たまに後ろを振り返ると、おそらく大山?と思わしき山が見える。
なかなかの景色だ。
そして二ノ塔到着。すでに若干の達成感だが、塔ノ岳まではまだまだ。
この後もきつめの登り、下りが続き、鎖場、梯子などがあり、なかなか思うように進まない。
鎖場では若干の渋滞も発生し、さらにタイムロスをしてしまった。
焦る気持ちが強くなってくるが、ここは山道。焦りは危険。無理な追い越しやショートカットはマナー違反。
道が広くなるまではのんびり歩き、広いところで一声かけて抜かせてもらう。
この先、塔ノ岳まではいろいろな景色を見ることができた。
途中、開けた尾根からはこれから登るであろう山々が遠くに見え、待ち構えている。
きっと、あの山、そして連なっている尾根を伝って丹沢山へ行くのだろう。
谷を下り、山を登る。
三ノ塔、鳥尾山、行者ヶ岳、新大日とクリアし、ようやく次は塔ノ岳だ。
そろそろ足も疲れてきた。。。
大幅に時間もオーバーしている。果たして今日中にすべてのスタンプを押すことができるのか。。。
つづく。
6/3 「Let's Go! 丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリー」ワンデーコンプチャレンジ 計画編
タイトルの通り、先日、丹沢山系スタンプラリーの1日制覇をチャレンジしてきました!
このスタンプラリー、最短ルートだと約30㎞程ですが、山小屋やスタート場所の開店、
閉店時間に合わせた行動が必要となることが分かっていたため、事前に情報収集や行程表の作成を行う必要があった。
情報収集その1 ネット情報
まず、「Let's Go! 丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリー」の公式サイト、他の方の書いているブログをチェック。
すると、お店の開店時間や閉店時間などにばらつきがある。
特に、大山観光案内所。ここが一番流動的で、各ブログでは「7:00に開店なのに7:30過ぎにようやく開いた」
という情報が散見されるが、スタンプラリーのページでは、9:00開店と書かれている。
また、多くのブログでは大倉のスタンプ&登頂確認がどんぐりハウスになっているが、
公式によるとどんぐりハウスは閉店しており、「県立秦野戸川公園パークセンター」もしくは
「手打そば さか間」になるらしい。
とりあえず公式サイトに載っている情報で行程表を作成すると、
大山スタート:9:00大山観光案内所~16:30パークセンター で7時間半(もしくはさか間18:00で9時間)
大倉スタート:9:00パークセンター~17:00大山観光案内所 で8時間(もしくはさか間8:00で9時間)
う~ん、どっちが良いのか。。。調べた感じでは、どちらから回っている人もおり、大きく難易度には
変化はなさそう。なんとなく、大山スタートのほうが、朝早くなくて済むかな。。。?
と思い大山スタートで計画する。
と、こんな感じでフェイスブックでつぶやき投稿をしてみたところ、トレラン仲間からコメントが。
大山観光案内所は、気分で開店時間、閉店時間が変わるから電話して聞いてみれば?
あと、鍋割山は15:00で終了だから気を付けてね!とのこと。
なるほど、鍋割山の閉店時間は盲点だった。
念のため公式サイトで確認したところ、鍋割山の閉店時間は14:30だった。ムムムム!
次の日、大山環境案内所に電話して確認したところ、「日曜日なら8時前には来てるよ~」とのこと。
それであればスタートからゴールまで、10時間確保できそうだ。
さらに、当日は鍋割山のほうで歩荷(ボッカ)の大会があるらしい。
歩荷とは、山小屋などに水や食料など、荷物を運ぶこと。
本業の人は自分の身長よりも高く荷物を重ねて背負い、山小屋まで荷物を届ける。
そんな人たちの間をぬいながら登山するのはお互い都合が悪い。
ということで鍋割山の終了14:30が気になるところだが、今回は以下のルートで決まり。
大山観光案内所 ~ 大山 ~ 塔ノ岳 ~ 丹沢山 ~ 塔ノ岳(素通り)~ 鍋割山 ~ パークセンター
鍋割山につく頃には、とっくに歩荷の大会も終わっているだろう。
大山観光案内所には7:30到着、8:00出発。
で、いつものM本さんに連絡。「おもしろそう!行く行く~!」とのこと。
行程表も以下のように作成。
さて、予定通りにワンデーコンプできるほど甘くはないだろうが、美ヶ原の前のトレーニングにはピッタリだ。
それに、新しいシューズ、HOKAも慣れておきたいというのもある。
この新しいシューズは、前回初めて履いたときは20㎞程、高低差の少ないトレイルコースだったが、
ワイズ(幅)が大きめで左右に動いてしまったのか、足裏の土踏まず側と反対の外側が擦れて痛くなってしまった。
美ヶ原は80㎞もある長丁場。ちゃんと使えればHOKAの厚底は必ず味方になってくれるはずだ。
ということで準備完了。当日に続く。
6/2 都民の森 ~ 三頭山
今日はのんびり、奥様と山登りをしてきた。
奥様は普段、ほとんど運動はしないため、超スローペースでの登山だ。
運動強度としてはかなり物足りないが、登山の良さを知ってもらうため、ついでに家族ポイントを稼ぐためには必要な登山だ。
コースは、都民の森まで車で行き、そこから沢沿いを登り、頂上へ向かう予定。帰りは状況によって変更する。
かなり短いコース設定のため、朝ものんびり家を出る。
都民の森方面へと向かっている。
「がんばれー」と、心の中で応援しながらローディたちを抜いていき、順調に都民の森駐車場に到着。
しかし、駐車場がいっぱいとのことで、さらに少し登り、右カーブの外側、トイレがある臨時駐車場に
車を停め、登山の準備をする。
その駐車場から、また50mほど上に行くと、道路右側に駐車場があり、送迎用のワゴンが停まっていた。
ワゴン車に乗ると、都民の森駐車場まで連れてってくれるのだ。とても助かる。
で、都民の森で下してもらい、登山開始。
都民の森の森林館というところまで道なりに登り、そこから森林セラピーロードという登山道に入る。
都民の森には、たくさんの登山道があり、いろいろ名前が付けてあるのだ。
気持ちよく登っていくと、三頭大滝に到着。滝見橋から滝をみて癒される。
そしてそこから少し登ると分岐があり、右に曲がると沢沿いのルートに出る。
やっぱり、沢沿いの道は気持ちがいい。気持ちよく沢を登っていくと、だんだんと沢が細くなっていき、
そのうち、水がなくなると、頂上に近づいてきた証拠だ。
沢から離れたら、頂上まではもうすぐ。このあたりになると、高所恐怖症の奥様は、道の狭いところで景色を見るのが怖いらしいw
そこからまた少し頑張って、頂上に到着。三頭山は、三つの頭と書くだけあって、西峰、中央峰、東峰と、頂上が三つあり、
最初に到着したのは西峰で、ここが一番開けていて景色もよい。
天気が良ければここから富士山も見えるのだが、今日は残念ながら見えなかった。
そして、ゴザを敷いてお昼ごはんにする。といっても、おにぎりとカップラーメンだが。
山で食べると、ただのカップラーメンもごちそうになる。お腹が満たされた。
少し休憩してから、せっかくなので中央峰、東峰にも寄ってから下山した。
帰り道は悩んだが、奥様が疲れ気味だったので冒険せずに来た道で下山することにした。
ピストンだと面白味がないのだが、あとどのくらいなのか距離感が分かりやすいので、
疲れている時には非常に助かる。そして、登りの時と比べると、本当にあっという間に下りてこれてしまう。
で、都民の森に到着。往復7.4㎞のプチ登山でした。
帰りに日の出インター近くのとうふやさん?のようなところで豆乳ソフトをいただいた。登山の後のソフトクリームは最高でした!
おしまい。
5/27 バイク練習
野辺山ウルトラマラソンから一週間。
さすがに今週は脚の痛みやだるさが残った一週間だった。
なんとか参加した水曜日のスイムもセーブして泳ぐのが精いっぱい。
でも、それはそれでフォームを意識して泳ぐにはよかったのかなと。
水ぶくれや肉刺(マメ)等の足裏の表面的なダメージはなし。
筋肉さえ回復すれば元通りだ。
去年は水ぶくれがひどく、治りかけては走り、また水ぶくれを作ってを繰り返してしまったが、
今年はその心配はなさそうだ。
で、日曜日。
まだ多少の疲れは残っているし、走るのはちと厳しい。
でも、バイクくらいなら何とかなりそう。
ということで、今週はタチトラのバイク練習会に参加。
予定では、成木市民センターから小沢峠を登り、名栗方面へ行き、有馬ダムまで登る。
その後、有馬ダムを一周してまた名栗方面へと進み、山伏峠を登って折り返し。
そして山王峠を通って帰ってくる、というコースだ。
で、朝は自宅近くの待ち合わせ場所で集合。成木市民センターへ向かう。センターまでは22㎞程。
30㎞/h ほどのスピードで向かい、途中、後続に合わせるため、休憩を入れながら10時ちょい前に到着。
すると、なにやら市民センターの前に大量のローディが並んでいる。
なんと、今日は成木のヒルクライム大会の日だったらしい。
ここでヒルクライムをやっていることは知っていたが、今日だったとは。。。
コースは、小沢峠を登っていき、小沢トンネル手前の分かれ道で左の旧道のほうへ入っていくらしい。
自分はまだ行ったことがないが、道も細く、滑りやすい激坂で、丁寧に漕がないとホイルスピンするほどらしい。
それはともかく、10:20までは通行止めらしいので、しばらく通ることができない。
待ってても仕方がないので、山王峠のほうから回り、有馬ダム、山伏峠と行って小沢峠を登って帰ってくることにした。
今回、初めてのカーボンディープホイールでの参加。同じタチトラのリースさんと呼ばれている人の中古ホイールだ。
「とりあえず試してみな~」と言われてからほぼ1か月が経つが、野辺山があったのでほとんど乗れておらず、
ようやく今回乗ることができた。
あと、今年購入したFELTのトライアスロンバイクだが、購入時は165㎜だったクランクを2か月くらい前に170㎜に変更していた。
しばらく乗ってみた感想として、DHポジションの時、極度の前傾と前乗りになるため、クランク上死点で膝と胸が付きそうな
しばらく我慢して乗ってればよくなるかな?とも思ったが、もともと推奨値よりもハンドル位置が低く前傾姿勢なこともあり、
やはり苦しいのと、最終的な目標は180㎞(アイアンマンの距離)乗れるポジション、ということと、
空力優先(=前傾姿勢優先)を考え、今回から165㎜に戻していた。
で、乗ってみた感想としては、、、
正直、よくわからない(汗
というか、体が重い。。。ウルトラの翌週であることを考えたら当たり前かw
残念ながらカーボンディープの威力を感じることはできなかったが、他のタチトラメンバーもそこまで本気ではなく、
今回の山岳ポイントである「山王」、「有馬」、「山伏」、「山王」は先頭で通過することができた。
ただし、山岳以外の、本来カーボンディープが本領を発揮するであろう平坦ではあまり速く走ることもできず、
ずっと後ろにぴったりと付かれたまま、時折先頭交代も織り交ぜながら走っている状況だった。
中でも、一度N里さんが飛び出したときは、一気に45㎞まで加速し、危うく振り切られるところだった。
昨年、速い人たちは緩い登りでも40㎞近いスピードで巡行していた。
できれば自分もそのくらいで走れるようになりたいところだったが、今回はできず。
それどころか35㎞にもいかない状況だった。
これでバイクはほとんど言い訳できない状態。あとはエンジンを鍛えるのみ。頑張ろう。。。
夜は久しぶりに子供とスイム練習も行った。
一本目。
ウォーキング 25m x2 (50m)
けのび→伏し浮き→バタ足 12.5m、その後クロール12.5m x4 (100m)
サイドキック12.5mで左右切り替えて25m x4 (100m)
25mダッシュ x2 (50m)
インターバル 50@1分20秒 x4 (200m)
フォーミング 100 x2 (200m)
小計 700m
二本目はKコーチに教わりながらドリル。
キャッチアップ 50m x5 (250m)
片手クロール 50m x5 (250m)
片手クロールその2、50m x5 (250m)
サイドキック、反対で息継ぎ 50m x5(250m)
合計 1,700m 。前半もうちょっと泳いだ気もする?
今日はバイクとスイムでいい練習になった。夜ご飯はラザニア~♪
お疲れさまでした(´∀`)♪
2018 野辺山ウルトラマラソンゴール&その後
長かった野辺山ウルトラもようやくゴールが近づいてきた。
緩やかな登坂に入り、少し進むと90㎞の計測所がある。
通過予定時刻 17:05 のところ、17:00。
80㎞地点で少し増えた貯金も、また減らしてしまった。
でも、制限時間まであと2時間以上ある。全部歩き通してもゴールは可能だ。
ここまで来て、やっと完走できる安堵感。脚も、腿には痛みがあるが、怪我の部類ではなく、まったく走れない状態でもない。
ここまでくればあとはどのくらいのタイムでゴールできるかだ。
昨年と同じくらいのペースで走れれば、おそらく20分くらいは短縮できるだろうが、
昨年よりも痛みが激しい。
昨年はロキソニン服用していたこともあるし、そもそも50㎞くらいの地点で
既に痛くなっていたので、痛みには鈍感になっていたと思う。
ただ、先週から不安のあったふくらはぎを中心とした膝から下はノントラブル。
噓のように軽い。これも前日のマッサージのお陰か。
そんなこんなで坂を上っていくと、見覚えのある山影が見えてきた。
「八ヶ岳が見えてきましたよ。。。!!」
と、隣を走っているランナーに教えるようにつぶやいた。
帰ってきた。。。
去年と同じような感動を思い出し、つい涙腺が弛んでくる。
まだだ、まだ早い。。。!
そう、まだ10㎞近くレースは残っている。思い直してよたよたと走り始める。
もうすぐ95㎞、というところで私を呼ぶ声が聞こえる。振り返ると応援に来てくれていた会社の先輩が追いついてきた。
「あれから30分近く待ったけど、M本さんは来なかったよ~」とのこと。
やはりゴールはできなかったのか。いや、まだそうと決まったわけじゃない。
きっとM本さんもまだ頑張っている。
92㎞のエイドで写真を取ってもらい、またここで先輩と別れた。
次に会うのはゴールだ。
緩やかな登り基調に、時折きつめの登りを織り交ぜながら95㎞地点まで到着。
段々と会場の声が聞こえてくる。
太陽も八ヶ岳に隠れてしまった。
日が落ちる前にゴールできるかと思ったんだけどな。。。
と、少し残念だったが、最後のエイドを過ぎると、フラットな道が続く。
相変わらず会場の声が聞こえるが、なかなか近づいてこない。
そう、このコースはゴール会場の付近をぐるっと遠回りさせられるので、
最後の5㎞はなかなか辿り着かないのだ。
でも、確実にゴールに近づいてきている。走り続ければ必ずゴールできる。
それだけを考えながら走り続ける。
他の人たちも、今までの道程や辛かったところなんかを話しながら走っている。
線路沿いの道に出て、少し走ると残り1㎞。去年はここでビールを配っている人が
いたが、今年はいない。売り切れてしまったのか?
線路沿いの通りから右折すると、もう残り500メートルもない。
すぐに昨日買い物をしたJA等が見えてきて、角を左に曲がるとゴールゲートだ。
そして。。。。
ゴール!!!!
長かった戦いもようやく終わり。今年も走りきることができた。
予定ゴール時間、18:45 のところ 18:38。 たった7分しか縮められなかったけど、
昨年は制限時間の20分前。今回は37分前。ということで17分の短縮。
他のラン仲間と比べると、とても遅いけど、自分なりには頑張れたかな。
さすがに感動は初完走の昨年のほうが大きかったけど、昨年よりも今年のほうが楽しむことはできたと思う。
で、いろんな人たちに迎えられ、会社の先輩にも会うことができた。
ゴール後のお蕎麦ももちろんいただく。ぎりぎり最後のお蕎麦だったみたいで、その後すぐに売り切れてしまった。
ずっと気になっていたM本さんは、残念ながら68㎞の時点で既に71㎞の関門に間に合わず、タイムアップ。
回収車で回収されたらしい。
そして、3人でお疲れ様のソフトクリーム♪
既に日も落ちており、寒かったけどおいしかった~♪
帰りは、お風呂に入り、M本さんと兄の所有する別荘に一晩泊まってから帰宅した。
今年も、辛くも楽しい野辺山。M本さんは完走できなかったが、来年こそは完走する!と意気込んでいる。
そして、ラン仲間のくまさんは今回で完走9回目。10回完走で得られる称号、デカフォレストにリーチした。
そしてGWに一緒に練習したダースベイダーさまは私よりも1時間近く早くゴールしていた。。。凄し。。。
さすがはアイアンマンハワイを目指す漢。しかも、その後のフェイスブックでは、
「野辺山はトレーニングとダイエットの一環」とまでおっしゃられていた。。。。ちょっともう何言ってるのかよくわからない。
そんなこんなの今年の野辺山。大変満足できました。今からもう来年の野辺山が楽しみです!
。。。読んでくださった方、長くなってしまって本当にすみません!
ただ、書いているうちに、書きたいことがどんどん増えていってしまって、文がどんどん長くなってしまいました(汗
でも、それだけ思い出いっぱいの大会になりました。
ぜひ皆さんもチャレンジしてみてくださいね!
終わる!!
2018 野辺山ウルトラマラソンその5
長かった野辺山もようやく70㎞を過ぎ、残り30㎞弱となったが、依然、応援に来ているという会社の先輩とは出会えてない。果たしてゴールまでに出会えるのか。
ここまで、タイムはほぼスケジュール通り。ほとんど2、3分のずれで、大きいところでも4分のずれで来ている。
71㎞のエイドを出てから数キロの緩やかな登りの後、このコース最大の難所、馬越峠が登場する。
馬越峠の手前、75㎞程のところにエイドがあり、ほとんどの人がそこで休憩を取り、峠越えに挑む。
自分の場合は今回、71㎞地点で多めに休んだこと、それからここまでの登りでほとんど走っていないこと等から特にここでの休憩は不要と判断し、このエイドはスルー。
馬越峠は、先ほどの71㎞地点手前の斜度8%の標識があったところと比較しても、確実にきつい。
要するに、斜度10%はあると思われる。
その分、走っている人はほぼ皆無。なんとか歩きながら登り続ける。
そんな中、私は少し歩いて、少し走る、といったローテーションで馬越を登る。
理由は、徒歩が遅いから。
少し走るのを織り交ぜても、トータルで見ると早く歩ける人の方が先へ進んでいる。悲しい。。。
前半部分はほぼ日陰の中を登る。登り始めた時刻は14時後半というところで、暑さも収まってきたところではあるが、それでも日陰部分はひんやりしていて気持ちがいい。
登り進めていくと、ところどころ日が当たるようになってきて、前が開ける。
登坂ももうすぐ終わりかな~?なんて思っていると、さらに上に伸びている道が見える。。。
「まだ登るのかよ~~」とつぶやいていたら、一緒に登っている人に、「まだ登るよ~、あの山と山の間のところまで」
と言われる。おいおい、ずいぶんまだあるじゃないか~。
つづら折りになった道を折り返して、下を見下ろすと、さっきまで自分がいた場所の、後続のランナーがずいぶん小さく見える。
いい加減、景色もよくなってきた。。。景色がいいのはうれしいけど、こんなところまで登らされたかと思うとげんなりする。
登坂にも飽き、どこまで登ったのかもよくわからなくなってきた。
他の人も「頂上どこだ~~~!?」と言い出した。
手元のガーミンを見ると79㎞。ん?確か頂上は79㎞だよな?
「もう自分の時計だと79㎞なんで、すぐですよ」と答え、頑張って登ること数百メートル。
頂上だぁ~~~~!
小さな峠の山頂のエイドが見える。真っ先に目に飛び込んできたのは「ウルトラ川柳投稿所」。
。。。今までも気にはなっていたが、一体だれがこんなところで川柳やるんだ。。。
「走れない 走りたくない もうたくさん」みたいなのしか思いつかないだろ。。。
それにしても、景色は最高だ。本当に、こんなところまで登らせやがって~~~~(怒
さてはて、とうとう野辺山の大ボスも倒してしまったわけだが、先輩とはまだ会っていない。
ここで、自分の中で一つの結論に達した。
「あいつ、来てないな」(←あいつ=先輩w)
とりあえず電話する。
私「今どこですか?」
先輩「おお~、もう山頂?もうすぐだから、もうすぐ!」
私「いや、うそでしょ、本当は来てないでしょ!」
先輩「来てる、来てるよ、本当本当」
私「いやいやいやいやいやいやいやいや絶対今ふとんの中から電話してるでしょ!!」
先輩「そんなわけないじゃん、もうすぐ会えるよ、ほら頑張って下ってこい」
チキショ~、いつまで騙すつもりなんだ~。
と思いながら、これ以上責めても仕方がないので山を下り始める。
山を下ること、300メートル。。。。
なんと、見覚えのある巨体が自転車に乗って登ってきた!
先輩だ!!
スタートから10時間超、絶対に来ていないと確信してから数分、ようやく先輩に会う事ができた。
「くまさんも見かけたけど、20分くらい先に行ってたぞ~。」とのこと。どうやら今回は追いつくのは難しそうだ。
「M本さんもすれ違うポイントで会えたんですけどね~、どうかな~。」
なんて会話をしたところ、先輩は79㎞地点まで登り、しばらくM本さんを待ってみるとのこと。
ようやく会えた先輩とは数分で別れ、山を下る。
80㎞地点通過。 予定通過時刻 15:55 のところ、15:48。 7分貯金ができ、70~80のラップでは5分の貯金を作ることができた計算だ。
ただし、ここからの下りがしんどかった。
どうやら前半の下りで大腿四頭筋(ふとももの前側)を使い切ってしまったようで、駆け下ろうとすると激痛が走る。
足つり防止の芍薬甘草湯、ツラレスを全部まとめて服用し、ついでにボトルに入れていた水も全部捨てて、大爆走した。
でも、今年はそこまでしなくても完走できそうだし、やはりよほどピンチでない限り使いたくない。
ということで、激痛をこらえながら、坂道を下る。
下り坂で歩いた時のロスは大きいので、我慢しながら何とか走り続ける。
それでも他のランナーからは抜かされる一方だ。
一気に標高300mほど下ると、あとはなだらかな下りになるが、それでも腿の痛みは続く。
なんとか我慢しながら下りきり、川沿いの道に出る。見覚えのある道だ。あと数キロでエイドにつくはずだ。
そう思い、遅いながらもなんとか走り続け、87㎞エイドに到着。
疲れた~~~。でも、あともうちょい。
このエイドでは、うどんがあったのでもちろんいただく。
これで、51㎞の手打ちそば、71㎞の山菜そば、87㎞のうどんと、エイドの麺類はすべて制覇することができた。
自分の丈夫な胃に感謝。
でも、足はフラフラ。もう動きたくない。。。そんな思いもありつつ、あとゴールまで13㎞。
ここまで来てゴールしないわけにはいかない。
脚の痛みをこらえながらエイドを出発する。エイドを出ると、しばらくはフラットな道のりだが、
走っているのか歩いているのかわからないようなスピードしか出ない。
やはり、元気なランナーには続々と抜かれていく。
しばらくすると、緩やかな上り坂に差し掛かる。もうすぐ90㎞地点だ。。。!
気が付くとまた長文になってしまった。。。今回でゴールまで書けるはずだったのに。。。
さすがにここまでくれば次回はゴール編!!
感動のゴールは?M本さんはどうだったのか? 乞うご期待w
つづく~。